インドネシア語プレゼンテーションのスキルアップを目指して(バリ島留学インドネシア語コース)
唐笠勝太郎さん 21歳
唐笠勝太郎さん 21歳 東京出身
プロフィール
バリに住み始めて約2年。
2年前にウダヤナ大学の外人向けインドネシア語コース(略称BIPA)に入学。
2年目からは、ダルマシスワという奨学金を利用できるプログラムにて通学。
目標であったウダヤナ大学文学部インドネシア語学科の入試に挑み、見事合格。入学が決定。
インドネシア語を学ぶことになったきっかけは?
親がサーファーでバリ島が大好きだったんで、僕が小さい頃から何度もバリ島に来ていました。
両親は、僕をバリ島の高校に行かせたかったんです。なので、僕は中学生の頃から漠然と、バリ島に行くんだなぁと思っていました(笑)。
バリ島の高校入学はビザの関係で実現しなかったんですが、東京の高校を卒業してからバリ島の大学に進学するのが自然な流れでした。
両親やホームステイでお世話になった方にも相談し、具体的に、BIPAでインドネシア語を勉強してからインドネシアの大学を目指すことになりました。
SIKIには今回は2回目の通学ですね。
はい、SIKIには2年前の高校卒業後に初めて来ました。
BIPAは2月か9月のどちらかで入学開始と決まっているので、日本の高校卒業時期と合わせると9月が目標となりました。
入学するまでの間、ホームステイをしながら、まず、SIKIに通いました。
BIPAに入るための準備としてインドネシア語の基礎を学びました。
ウダヤナ大学文学部へ合格している勝太郎君が、今回SIKIへ来た目的はなんですか?
今、大学入学までの待機中で、ローカルのレギュラークラスに特別に入れてもらっているんですが、そこでインドネシア語のプレゼンテーションの課題があるんです。
僕はそれがめちゃめちゃ苦手で・・、
今回は、プレゼンテーションのスキルアップをしたくてやってきました。
よくある「最初の挨拶や締め方」を「インドネシア人的言い回し」では、どうにやるんだろう?社交辞令的なものも含めて、特殊な場面での表現も学びたいと思いました。
今後大学に入ってからもプレゼンテーションがたくさんあると聞いているので、上手くなりたいと思いました。
学校ではどういう流れでプレゼンテーションをするのですか?
先生からある「文章のお題」を与えられ、それについて書かれている過去の卒業論文を探し、論文中に間違いがあれば指摘しつつ、その文章の文法について解説せよというものです。
意味わからないですよね(笑)
インドネシア人生徒でも頭を抱える課題なのに・・、
日本人の僕にとってはものすごいハードルです。
SIKIの授業で目的の部分はしっかり学べましたか?
SIKIの先生は、皆プレゼンテーション経験者だったので、その経験をもとに、かなり実践的な内容を学べました。アドバイスも的確で、自分が欲しかった情報そのままに本番でも使えました。
授業内容は、まず、プレゼンテーションの準備のレクチャーから始めました。そのあとは先生からお題をもらい、文章をまとめ、先生に添削してもらいます。図や画像を添え、プレゼンテーションの際の段取りメモ作成、実際に先生を相手に発表します。
この一連の流れを繰り返し色々なお題でやりました。
発音なども含めて、実践への具体的なシミュレーションができました。
すごくレベルの高い内容ですね。これまで挫けそうになったことはないですか?
それが、意外と無いですね。
学校では、分からないことは、先生に聞くとすごく親身に教えてくれるので、なんでも積極的に先生に聞いていました。
実は、BIPAに入った当初はそこまで勉強するつもりもなかったんです(笑)。
インドネシア語の理解が進むたびに、勉強が好きになって、
気がついたらスタバで7時間くらい勉強してる時もありました。
文学部を受験したのも、インドネシア語を深めるのが楽しくて、インドネシア文学にも興味を持ったからなんです。
これからバリ島留学を考えている方へアドバイスをお願いします。
僕は、限られている時間だと思って、追い込んで勉強しました。
留学すると必然的にタイムリミットが出来ますよね。
なので自分を追い込むことができるし、滞在期間が決まってるので計画も立てやすい。迷ってるなら来てしまった方がいいと思います!
初めての海外でも、バリ島留学は挑戦しやすいのではないかと思います。
僕は高校卒業後、バリ島に来る前にフィリピン留学にも行ったのですが、断然バリ島の方がいいですね。
バリ島は海も近くて快適に生活できるのではないかと思います。
最後に、今後の目標を教えてください。
まずは大学卒業が目標です。その後は、日本の大学でインドネシア語を教える先生としての仕事や、インドネシアで働くことも考えています。
そのための勉強を大学で出来たらいいなと思っています!
本日は貴重なお話をありがとうございました。