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日本だったら当たり前に出来ていた事がなかなか上手く伝えられない

徳永 裕さん

2014年02月20日

東京でメディア会社に勤務していた徳永さん。海外で仕事をする夢を実現するため、サラリーマンを辞めて単身バリ島にやってきました。
起業するにあたり、必要な語学スキルを身につけたこと、SIKIをきっかけに人とのご縁が開けたお話など詳しく聞きました。

徳永 裕(28歳)さんのご紹介

-単身起業しようとバリに乗り込んだ徳永さんに興味深々です。
なぜバリを選ばれたのですか?

20代のうちに海外でいろいろ勉強したいなと思っていたので、昨年、会社を辞めて、仕事のオファーをいただいていたシンガポールやマレーシア、ジャカルタ、バリなどのアジア諸国で色々な方のお話を聞き、街を見て回りました。

実際に肌で感じてみて、バリが一番整っていない難しい環境だなぁと感じました。
東京はインフラからなにから全てが整っていますよね。シンガポールも東京都とよく似た所で、そういう同じ様な環境の中で自分が成長できるのかと旅の最中考えていました。

ここはまだ未発展な部分も多くそれが逆に魅力的で、いただいたオファーも社長として会社を一から立ち上げるという大仕事を、この環境で一からやらせてもらえるという事で自分にとってすごく魅力的だったのでバリで働いてみようと決めました。

 

-実際にバリに来た感想はいかがでしょうか??

右も左も分からず「やべーっ」みたいな(笑)
毎日生きるのに必死です。

「オフィス探しやデスク用品探しの際にインドネシア語が必須だった」

-毎日必死の徳永さんがSIKIに通う様になった「きっかけ」を教えて下さい

こちらに来てすぐオフィスを探したり、デスクや椅子やパソコンなど探したり、生活に必要なものをそろえようと走り回っていたんですが、これは言葉をやらないとまずいなと。

お店に行っても、英語が通じる所も多いですけど、最初に声をかけられるのがインドネシア語の方が多く、やっぱり相手がなに言ってるのかわからないんですよね。

買った後になって、「あの時違うこと言われてたんだ!」とか、机を「もうちょっとだけ長いやつちょうだい!」って言う微妙なニュアンスが言えないとか、日本だったら当たり前に出来ていた事がなかなか上手く伝えられない。ここで会社の立ち上げをするにはインドネシア語を習った方が早いなと。

そう思いインターネットで学校を検索しました。

「バリ島内の語学学校を数件比較」

-学校を選ばれる時、比較はありましたか?

英語でインドネシア語を教える学校が3~4校あって、どうしようかなと考えましたが、最終的には、英語で教えられてちゃんと理解できるかどうか自信が無かったので、日本語が話せる先生がいるSIKIを選びました。

体験レッスンを受けて、先生も日本語が出来るし、それまで自分で勉強してきたことを試してお話ししたりして、とても楽しく印象がよかったので、ここにしようと。マンツーマンレッスンの20回コースに申し込みました。

今はそれも終わり、再チャレンジで20回やっています。
もっと覚えないと、ここで戦って行けないので(笑)

 

-SIKIにはどんなペースで通っていますか?

最初の2~3ヶ月は週2回行っていました。
これだけでは足らないと、毎朝1~2時間は自分で勉強して補強しました。
今は仕事がはじまっているので、SIKIに行くのは週1回くらいです。

 

-学校で習ったら即実践という感じですか?

最初から目標10人スタッフを雇うと決めていたので、
人材募集をするため、インドネシア語を使う機会は多くありました。
大学の就活イベントに参加し、スピーチをさせていただいた事もありました。

 

-大学で人材募集をされたのですか?

こっちにはリクルートさんみたいな人材エージェントがないので、どうやって人を雇えるのか分からなかったんです。
思いつく範囲で新聞とインターネットに広告を出したり、人に紹介して頂いたりしましたが、それでは待っているだけになってしまうので、自分で能動的に動くなら学校に直接行くのが一番いいだろうと。

バリにもIT系の学校があるので、1つ1つ回ってビラやポスターなどを自分で作って貼ってもらったり、これから卒業する学生さんを紹介していただけませんかとお願いに行ったりしていました。

大学の卒業式のイベントでは就活コーナーがあり、何社か現地の企業さんがいらしていました。自分も10分くらいアピール時間をもらい、うちの会社はこういうのですよというのをインドネシア語でパワーポイントを使いながらプレゼンテーションしました。

 

-学生さんの反応はいかがでしたか?

みんな興味もって楽しそうに聞いてくれました。
日本人がインドネシア語使って話してるというだけで、興味があるんでしょうね。
ぼくも、なるべくおもしろく感じてもらえる様に、日本のアニメのネタを入れたりとか、創意工夫しながらやってみました。

 

-短期間にずいぶんインドネシア語が上達したとお見受けします。
受講した感想をお聞かせください。

おかげさまで、完璧なコミュニケーションが取れるわけではないですけど、買い物に行っても言いたい事が言えるし、コンプレイン(クレーム)したい時もワーッと言える様になったので、日常の中でインドネシア語で困る事はなくなりました。

また、ぼくにとっては、語学以外のことでもこちらに来て良かった事が多々ありました。

SIKIで出会った人たちから道が開けた

-語学以外のことで来て良かったとは、どんなことですか?

担当の先生が、お知り合いや、お友達をぼくに紹介してくれた事です。先生には語学だけでなく仕事の面でも助けていただきました。

授業が始まる前に、「仕事の具合はどうですか?」っていう、練習を兼ねてのやりとりがあるんですけど、その中で、「今こういう問題があって、人を捜してるんだけど、なかなか見つからなくて…」といった世間話をしていました。それを聞いて、先生が自分の出来る範囲で手伝ってくれたり、人やコネクションを紹介して下さったり、そういう面でもやってよかったなと思います。

最初来たばかりの頃は、本当に手がかりがなく、ヒントをもらうだけでもすごく違いました。語学も学べますが、色々な事を相談してバリの事を教えてもらったりとか、見知らぬ土地で信頼出来る人間関係を作る手助けをしてもらった事には本当に感謝しています。

日本の学校だったら、こういう個人的な付き合いにまで至る事はなかなかないと思うので、特別な付加価値ですよね。

 

-これからバリで起業したいと考えている方へアドバイスありましたらお願いします。

日本人にとってここは大変な環境である事は間違いないです。
日本の常識とか、日本で当たり前な事は通用しない場所なので。とはいえ経験もなく、最初は英語もインドネシア語も全くだったこんなぼくでも一生懸命努力して今なんとかなっているのも事実です。もし海外での挑戦を考えているんでしたら目をつぶって、思い切って海を渡ってみてほしいなと思います。

ぼくの場合、自分がダメだなって思う事が多くて、そのギャップを埋める為に努力していきたかった。夢をつかむためにどうやったら今の自分を改善できるんだろうと考えたとき、「海外へ」と。

 

-自分を鍛えるために海外へいらしたんですね

そうですね。それが自分の夢への最適なステップだと考えています。
海外で大きな仕事をやりたいんです。お金の大きさとかではなく、自分の裁量が大きくて、人に与えるインパクトが大きい仕事がやりたい。それを愚直に一生懸命やれば自分を成長させる事ができると思っています。
失敗してもいいから、20代のうちに難しい事に沢山挑戦したいと思い日本を出てきました。今ここに来ている事に後悔はないです。

 

-最後に、これからの展望をお聞かせください

インドネシアはこれだけ大きな国なので、まだまだインフラが整っておらず、人々の生活に不便な事が沢山あると思います。
インドネシアの人が不便なところを自分たちの手掛けるウェブのサービスで手助けしていきたい。
多くのインドネシアの人に必要とされるサービスを作りたいと思っています。

今はまだ8人のスタッフに仕事を教えながら自分も学んでいる最中です。
バリもぼくもまだまだ未熟な所ばかりですが、どこまで変化できるか、これからも一緒に挑戦を続けていきます。

-本日は貴重なお話をありがとうございました。

 

 

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