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4回目の再受講、スキルアップとホリデイも兼ねて

久保山 三香代さん

2013年09月01日

日本語教師プログラムを受講した久保山 三香代さん。その後、海外青年協力隊に参加され、スキルアップを目指しSIKIのプログラムを再受講した経緯など、詳しくお話伺いました。

-三香代さんについて教えて下さい。

こんにちは。千葉県松戸市在住、中学校の事務職員をしています、三香代(43歳)と申します。 
高校卒業してからすぐに学校のお勤めを始め、今年で26年目。
3年前に、日本語教師の養成講座を受けたことをきっかけに、
松戸市の国際交流協会で週1回、外国人に日本語を教えるボランティアをしています。

39歳の時に、青年海外協力隊でアフリカのセネガルへ行き、2年間日本語教師をしてまいりました。
健康が一番の取り柄、お陰さまで病気ひとつせず、元気に現地生活をエンジョイできました。
外国人に一から日本語教えて行くのはとても大変なことですが、日本語教師はとてもやりがいのある仕事です。

 

-三香代さんが日本語教師に本格的に取り組むようになったのはいつ頃、
どんなきっかけからですか?

35〜36歳の時、何かやりたいなと思いはじめました。
それまで、アジア、アメリカ、カナダ・・とあちこち旅行して、やりたいことは全部やってきました。
しかし、そろそろブラブラするのではなく、スキルとして身に付くことをやりたいなと。

将来的に、定年退職した後から自分でできる仕事を40歳前にみつけておきたい、
それも海外で役に立つことをしたいというのがありました。

高校を卒業して、わたし、なんのスキルも無いし、得意技があるわけでもないけれど、
自分の国の言葉を教えることならできるかなと思い、日本語教師養成講座を受けました。

 

-SIKIはいつ、どこで知りましたか?

もともとバリ島は好きで10年前頃から何回も旅行で来ていました。
日本語教師の養成講座が終わった時に、インドネシアで日本語教師はできないかと、
インターネットで調べた所、SIKIを見つけました。

それから年に2回、夏休みと冬休みの期間を利用してプログラムを受講しています。
今回は4回目の再受講、スキルアップとホリディも兼ねて来ています。

 

-そうすると、青年海外協力隊に参加したのはSIKIのプログラムを受けた後ですか?

そうです。2回目のSIKIのプログラムを受けた後、
千葉県の職員に自己啓発休業制度というのが出来ました。
国際貢献か大学院修学のためなら最長3年間仕事を休めるという制度だったので、これは海外に行くチャンス!と。
受験資格にも年齢制限があったので、行くなら今しかないと、39歳の時、思い切ってチャレンジしました。

 

-青年海外協力隊の倍率は高いと聞きますが。

そうですね。海外協力隊の応募条件には大卒と、海外での活動経験が問われることが多いのですが、
経験欄の所にインドネシアでの教師インターンシップと、松戸市の日本語ボランンティアをやっていたというのを書けたのでよかったですね。

ときかく行きたいと!という気合いが伝わったんでしょうか、なんとか2年間のセネガル行きを獲得することができました。

 

-その後、SIKIのプログラムを3回目、4回目と受けられていますが、
それはなぜですか?

セネガルから日本に帰国後、日本語教師のボランティアを週1回続けていますけれども、
勘が鈍っているなと。セネガルにいたときは毎日、毎日、日本語について考えていましたから。

もっと日本語教師のスキルを伸ばす機会が必要だと思いましたし、
バリにも来たかったし。
将来的に海外に行くならインドネシアがいいという想いもあるので。

 

-スキルアップと、ホリデイと、上手いことニーズがあったというわけですね。

そうですね。
私は他の方の様に何ヶ月もの長期で来ることが出来ないので、
10日前後の休暇を利用して、リピートで来ています。

 

-SIKIのプログラムでは、具体的にどんなことをしたか教えて下さい

現地の中学校や高校や専門学校に行き、インドネシア人の先生の授業を見学したり、
生徒さんたちにネイティブの日本語の発音を聞かせたり、やっている作業をみたりと、
授業の補助をするのがメインです。

SIKIの教室に日本語を勉強しに来ている17〜18歳くらいのインドネシア人の子達に授業をさせて頂いた
こともありました。自分なりに内容を組み立てて授業をしたので、非常に勉強になりました。

専門学校やSIKIの生徒さんたちは、勉強したくてお金払ってきている人たちだから、
モチベーションが高く、教えていて反応が良くて、手応えがあっておもしろかったです。

 

-日本語を教える時に、工夫していることや気をつけていることはありますか?

インターンシップの時には、必ず自己紹介の時間があるので、
その時に、自分なりの日本語の会話を盛り込む様にしています。

たとえば、
「私は日本人です。みなさんは?」と
振ったり、
「私の家族は父と母と弟です」
はい、じゃあ「私の家族は?」と
(生徒を指して)生徒に言わせたりとか。

自己紹介の中にも、生徒の発言を求める様な
振りを入れています。
彼らのレベルがそこまで行っていないかもし
れないけど、過去のノートを見たり、がんばっ
て答えようとしてくれたりするのはとてもうれしいですね。

ネイティブの日本人と直接話す機会は少ないようなので、
ただ私の話を聞くだけにならないように、生徒に日本語を話させるようにしています。

あとは、どんどん日本語を使って指示して、とにかく、何回も日本語を聞かせてという風に。
私の場合、直接法という媒介語を使わないやり方、つまり日本語の意味をインドネシア語で説明しないで、
日本語だけで授業をするやり方なので、絵やジェスチャーやひとり演技してみたりとか、理解させるためにあれこれやっています。

 

-教えるのは日常会話ですか?

一応、基礎の教科書があるので、それに添って進めます。
はじめは「です。ます。」の表現をちゃんと使える様に教えていきます。

注意なのは、友達と話す様な言葉、日本語教育では普通形と言うんですけど、
「今日行きますか?」というのを「今日行くの?」とも表現出来ますよね、
そういう友達言葉の表現で入ってしまうと、それしか出来なくなり、
ちゃんとした席でも、失礼なことを言ってしまう人も多いんです。
なので、敬語とまではいかないけど、ですますをちゃんと使った言葉から習得してもらうように努めています。

 

-プログラム中の一日のスケジュールを教えて下さい

出来るだけ多く授業に参加したいので、1時間半の授業を1日3コマ取っていました。

ある日の例ですが、朝は、8時20分の授業に間に合う様に起床し、午前中のクラスのインターンに行きます。
午後2時〜3時間半まではSIKIでインドネシア語を習い、
午後7時〜9時半まではSIKIの日本語クラスのサポートに行きます。

 

-かなり盛りだくさんですね。

そうですね。でも空いている時間はビーチでゴロゴロしたり泳いだりしてましたから。
日本での生活と比べたら時間はたっぷりありますね。

私は、せかせか忙しくしてるのも好きだし、ぼーっとするのも好きだから、
教えながらリフレッシュもできるというのは南国のよい所だと思います。

 

-SIKIのプログラムを利用してみての率直な感想をお聞かせください

2年間の青年海外協力隊を終えてからのSIKIのプログラムは、考えさせられることが多かったですね。
いろんな学校の授業を拝見させて頂いたので、
こうした方がもっと会話ができるようになるんじゃないかとか、
自分の授業への収穫が沢山ありました。

私のインドネシア語がもっと上達しないと厳しいかな?と感じる場面もあったので、インドネシア語の勉強も重ねていきたいです。

 

-これからSIKIのプログラムを検討している方にメッセージをおねがします。

インドネシアでの日本語教育がどうやって行われているのか見られる貴重な機会だと思います。
なかなかないと思うんですね、
もし日本語教師をされている方、これからなりたい方は、参加されると、目から鱗ではありませんが、
いろんなことが分かるし、考えさせられるチャンスだと思います。

また、SIKIスタッフのみなさんの雰囲気も本当によくて、
メール対応や時間に関しても日本並にしっかりしているので心配ないですね。
セネガルだったらありえないですよ。生徒も先生も時間に来なくて、
2時間の授業のうち1時間くらい遅れてくることがよくありましたから(笑)

私にインドネシア語を教えて下さった先生の日本語力や相手から引き出す力も高く、
言葉を教える者同士として、すごいなと関心しました。

滞在中の住まいもよかったですね。
いつでもお湯がでるし、部屋も広いし。
セネガルでは断水も停電もしょっちゅうで、扇風機が回らなくて寝られないこともよくありました。
それに比べたらインドネシアのライフラインは十分やって行けます。

 

-今後の抱負をお聞かせください。

目標は、もう1回、JICAシニア海外ボランティアに参加することです。
今度は南米もいいですね、スペイン語が勉強出来ますし。

周りのみんなからは、そんながんばり過ぎると体壊すよ!とか言われるんですけど、
幸い、体が丈夫だから、あまり病気もせず、
本当に、こういう海外に出られる機会をもらえてラッキーだったと思います。

これから大学に行きたいとも思ってるんです。
やりたいことはやる!を信条に、これからも邁進していきたいと思います。

本日は貴重なお話、ありがとうございました。

 

 

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