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石彫り体験レポート

村山雅美さん

2014年10月01日

バリでは、いくつもの伝統芸能が受け継がれていますが、その中の一つ「石彫り」を体験しにバトゥブランへ行ってきました!

お邪魔させて戴いたご家庭は、家族で石彫りを営んでおり、家の軒先にはたくさんの作品が並んでいました。

もちろん、そこで買うことも出来れば、オーダーすることも出来ます。

まずは、知ってるインドネシア語を並べてご挨拶。

笑顔でニコニコ迎えてくれたお父さんと息子さんが今回の先生です。

 

職人さん達はどんな工房で素敵な作品を作り上げるのだろうと楽しみにしていましたが、奥からお父さんが新聞紙を2枚ほど持って来て、その新聞を店先に敷いて一言。 「ここに、どうぞ」と・・・。

日本だと、こういった職人さんはアトリエみたいな仕事部屋で作業をするイメージがあったのですが、ここバリ島では一般的に仕事部屋などはなく、各自が家の敷地に場所をみつけ、そこで作業をするといった感じです。

 

ではいざ、初心者には一番彫りやすいという「カエル」を彫ります!

その前に、先生が道具の説明。石彫りは1セット35本にもなる金属で出来たノミと金槌で彫っていきます。

日本のように機械を使うことは一切ありません。

それでも、人物像や動物はまるで生きているかの様な躍動感があり、バリ島の彫り師達が長年培ってきた職人技に魅了されます。 それから適当な大きさの石を選び、最初に先生がパパッと線を引きます。

どうやらカエルの輪郭のようですが、それだけでは私にはさっぱりカエルの想像がつきません。

まずは先生がある程度のところまで削ってくれます。

これが本当にカエルになるのかな?と不安を抱きつつ見ていましたが、どんどん形はかえるの原型ぽくなってきました。 いよいよ形ができてきたところで、「削って」と言われた部分を頑張って削っていきます。

ですが、この「削る」作業もなかなか困難で、ノミと金槌の持ち方に慣れず、また重い金槌で叩いていくので始まって10分で手首が痛くなってきます。

先生が時々交代してくれるのですが、先生の手の動きと言ったら、まるで機械のように狂いなくどんどん削っていきます。

なんとかカエルの輪郭っぽくなってきて、次は目や口、手などを彫っていくのですが、またしても難関な作業です。

細かい部分や左右対称のバランスなど、彫り方一つで表情が変わっていきます。

 

集中するので汗もダラダラ流れ落ちてくるし、さっきから使い続けてるノミと金槌を持つ手は自分のモノではないような感覚です。 新聞紙を敷かれただけの硬い場所に座ってるお尻も、悲鳴を上げています。

それでも先生も丁寧に、いまいち言葉が通じない私に彫り方をゆっくり説明してくれます。

私もその説明をはっきりと理解できませんが、お手本を真似て一生懸命彫っていきました。

もう既に自分との戦いです!

なんとか形が出来上がり、最後に先生に手直しをしてもらって、紙やすりで面を整えたら完成です!

出来上がりは、まぁ見本とはだいぶ感じが違く、決して売れるような代物にはならなかったですが、世界にたった1つの私が彫った「カエル」と思ったら愛着が湧きました。

実際は、こういった彫り物を始めるには1年くらい修行を積み、石の素材、道具の使い方、基礎的な彫り方を勉強するみたいです。

それを今回は1日体験でやらせて戴いたので、教える先生方も大変だったとは思いますが、根気よく丁寧に教えていただき最後まで楽しく作り上げることが出来ました!

 

気付けば私の体は頭から足まで石を削った粉で真っ白。

座り続けたお尻と腰は立ち上がるのに一苦労。

腕は、翌日、筋肉痛が予想できるほどパンパンでした。

ですが彫り師の皆さんは毎日、何時間もこうした作業を続け、そうしてバリ島の素晴らしい石彫り伝統が受け継がれているのだなぁ、と改めて感じる事ができました。

今回の石彫り体験。

決して楽な工程ではありませんでしたが、やりがいのある充実した一日になりました!

是非バリにいらした際はアットホームな石彫り一家のお宅でバリ島の伝統芸能に触れてみませんか?

 

 

 

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